教育の特色

聖書に基づいた心の教育

玉川聖学院は、どのような状況の中でも、自分のすばらしい価値を知り、世界の人々と共に生きることのできる優しく確かな心を育てる学校です。

その教育理念は聖書に基づいており、プロテスタントのミッションスクールとして、聖書が示す世界観を通して自分に向き合い、世界の課題に向き合いながら、自分の使命を発見していくことができます。

「こういうわけで、いつまでも残るものは、信仰と希望と愛です。
その中で一番すぐれているのは愛です。」
新約聖書 コリント人への手紙第一13章13節

上記の聖書の言葉より、「信仰・希望・愛」が私たちのスクールモットーとなっています。

「信仰・希望・愛」という、いつまでも残るものの価値を知っている女性は、どこでどのような生活をするとしても、未来が不確実に思える時代であっても、必ず前に向かって進むことができます。 それだけではなく、周りにいる人々と共に、平和をつくり出す力を持つことができるのです。

玉川聖学院の3つの柱

玉川聖学院の教育方針は、3つの柱で説明できます。

1. かけがえのない私の発見~ありのままの自分を生かす女子教育~

玉川聖学院の生活は、朝の礼拝から始まり、授業の終わりにはクラスごとで終礼が行われます。礼拝は、神の前に心を静め、ありのままの自分になる、学校が最も大切にしている時間です。

神は一人一人の人間を、かけがえのない存在として造られました。人の言葉や評価によって、その人の価値が左右されることはありません。自分の存在のすばらしさ、神に愛されている自分の今に気づくことが、学ぶ意欲と生きる力を人に与えるのです。

女子校だからこそ、自分のそのままの思いを言葉にしたり、表現することを自由に楽しめる空気があります。「かけがえのない自分」を心と体で体験してください。

2. 違っているからすばらしいという発見~他者と共に生きる人格教育~

自分のすばらしさを認めるとき、他の人のすばらしさにも気づく心が育ちます。自分と違う人、今まで友だちにならなかった人、そんな人たちと、今までとは違う出会いをすることができます。

たくさんの行事や宿泊学習は、人と向き合いながら、お互いの特性を認め合うとき。
クラブ活動、生徒会活動、ボランティア活動などの特別活動は人との関係を育むとき。
お互いに違っているから、一緒に世界を広げていける楽しさ、面白さに出会います。

自分を見つめながら、他者と出会っていく体験は、総合科人間学の中で、自分自身の言葉となって、多様な人々と生きる問題意識を深めていきます。

3. 自分の可能性、使命の発見~世界をつなげる国際教育~

一人ひとりには、すでにすばらしい可能性が与えられています。
世界はあなたが力を十分に発揮することを必要としています。断絶を繰り返す社会において、
人と人をつなげる続け、平和をつくる心を学んでください。

わたしは何をしたいのかという以上に、わたしに何ができるのか、わたしは何をするべきなのか。あなたの存在と力によって、助けることができる人がいます。

志は一人ひとりのもの。
玉川聖学院は、あなたの特性をあなた自身が発見し、心を磨き、自分の使命を見出すために、十分に悩み、十分に学ぶことができる学校です。